【トリニティー公式】EC担当者様のお悩み解決!ショップ間データ移行&商品登録代行のプロが教える効率化ブログ

Yahoo!ショッピング攻略!ストアクリエイターProとCSVデータの『上手な付き合い方』その2

Yahoo!ショッピング攻略!
ストアクリエイターProとCSVデータの『上手な付き合い方』その2

トリニティーの広報・技術担当、加藤詩織です。

 先日からスタートした新シリーズ「ECモール攻略!トリニティーが教える各モールへのデータ移行・商品登録の極意」。
 前回はYahoo!ショッピングの商品登録におけるストアクリエイターProとCSVデータの基本的な使い方についてお話ししましたが、今回はさらに一歩踏み込んで、Yahoo!ショッピングでの「画像登録」に焦点を当てていきたいと思います。

 楽天市場と同様、Yahoo!ショッピングでも商品画像は売上を大きく左右する重要な要素です。
 しかし、「Yahoo!ショッピングの画像登録って、種類がいくつかあって分かりにくい…」
 「画像容量のことも気になるし、もっと効率的に画像を管理できないかな…」
 そんなEC担当者様のお悩みを、解決したいと思います。

 今回は、Yahoo!ショッピングの画像登録の仕組みを深掘りし、メリット・デメリットを踏まえた上で、貴店が画像を効率的に管理し、商品ページを魅力的に見せるためのヒントを、私の経験も交えながらご紹介します。

Yahoo!ショッピングの画像登録、2つの主要エリアとそれぞれの特徴

 Yahoo!ショッピングでは、主に2種類の画像登録エリアがあります。

●「商品画像」(サムネイル画像)エリア
 これは、販売ページ上部に表示される、小さい画像の一覧(サムネイル)と、メインで表示される商品の画像をアップロードするエリアです。
 一般的に、1枚目の画像を「商品画像」、2枚目以降を「商品詳細画像」としてアップロードします。
 このエリアに画像を登録する際、画像のファイル名は、商品コードに「-(ハイフン)」で連番(例:ABC-01.jpg、ABC-02.jpg)をつけることで、販売ページと画像が自動的に紐づく仕組みになっています。

 【メリット】
 ・商品コードとファイル名で直感的に紐づけられるため、比較的管理が分かりやすい。
 ・CSVに画像URLを記載せずとも、商品コードとファイル名のルールで画像が自動的に商品ページに表示される。

 【デメリット】
 ・シリーズ商品などで、商品は別だが画像が共通の場合でも、販売ページごとに画像を登録しなければなりません。
 つまり、同じ画像をファイル名を変えて(商品コードと紐づけ)重複登録しなければならないというデメリットがあります。
 ・画像登録時は「商品ID+連番」であるにもかかわらず、Yahoo!ショッピングのシステムが自動的に日付情報などをファイル名に付加するため、ストアクリエイターPro上で非常に長いファイル名になってしまうことがあります。
 これは、後々の画像管理を複雑にする要因となります。
 ・以前は「商品画像」にアップロードした画像を商品説明文でも呼び出せましたが、仕様変更により直接呼び出せなくなりました。
 これをしていると、画像ファイルを正しい場所に移動しないと在庫更新など一切できなくなっているケースもあり、注意が必要です。
 以前は「追加画像」エリアの容量制限が厳しく、多くの画像をアップロードするのが難しいというデメリットがありました。
 そのため、容量制限がなかった「商品画像」エリアを商品説明文中の画像としても使うというテクニックが用いられることがありました。
 しかし、今は「追加画像」エリアの容量が大幅に増加したため、このテクニック不要となりましたし、仕様変更で現在はこのテクニックは使えません。

●「追加画像」エリア(商品説明文中の画像、またはサムネイル画像)
 このエリアは、主に商品説明文中に表示させる画像をアップロードするために使われます。
 ファイル名は基本的に何でも良く、アップロード後には特定のURL(例:https://shopping.c.yimg.jp/lib/ストアアカウント/画像ファイル名.jpg)と画像ファイル名で呼び出すことができます。
 そのため、HTMLでこのURLを指定すれば、商品説明文中に画像を表示させることが可能です。

 【メリット】
 ・シリーズ商品などで画像が共通の場合は、同じURL画像を呼び出すことで実現できるため、重複アップロードの必要がありません。
 ・実は、この「追加画像」エリアの画像は、サムネイル画像としても使用することが可能です。
 サムネイルでも同様にこのURLを呼び出せば良いため、商品画像エリアへの重複画像登録が不要となります。
 これにより、画像容量の節約にも繋がります。

 【デメリット】
 ・CSVで商品登録を行う際、画像URLを直接入力する必要があるため、手作業の場合はURLの入力ミスが発生しやすい。
 ・販売ページを削除するとき、その販売ページで使用している画像を不用意に削除すると、他の販売ページからも画像を呼び出している場合があるため、注意が必要です。

貴店にとって最適な画像登録戦略とは?

 上記でご紹介した2つの画像登録エリアは、それぞれ異なる特性を持っています。
 では、貴店にとって、どちらの画像登録方法が最適なのでしょうか?

●商品コード連番紐付けで直感的に管理 vs. 追加画像URLで容量節約と柔軟性

 商品コードと連番で紐付ける方法は、商品数が少なく、各商品が完全にユニークな画像を持つ場合に、直感的で分かりやすい画像管理が可能です。
 しかし、シリーズ商品や、商品説明文中に多くの共通画像を使いたい場合、重複登録による容量圧迫や、ファイル名が長くなるといったデメリットが顕在化します。

 一方、「追加画像」エリアを活用し、HTMLで画像URLを指定する方法は、少々HTMLの知識が必要になりますが、一度アップロードした画像を複数の商品や商品説明文で使い回せるため、画像容量の節約や、画像管理の効率化に大きく貢献します。
 特に、商品数が多く、共通画像が多いECサイトでは、この方法が非常に有効な戦略となります。

 【ちょっとしたヒント】
 もし貴店がHTMLの知識をお持ちであれば、追加画像エリアに画像をアップロードし、そのURLをCSVの「商品説明(HTML)」項目などに記載することで、商品説明文中の画像表示だけでなく、サムネイル画像もURLで指定することが可能です。
 これにより、画像の重複登録を避け、画像管理をよりスマートに行うことができます。

  画像登録のエラー、その修正はトリニティーにお任せください

 Yahoo!ショッピングでの画像登録は、ルールを理解すれば貴店ご自身でも可能ですが、ファイル名のルールミス、URLの誤り、画像サイズの不備、そしてCSVとの紐付けミスなど、さまざまな原因でエラーが発生します。
 特に、楽天市場など他モールからのデータ移行の場合、既存の画像URLをYahoo!ショッピングの仕様に合わせて整形し直す作業は、商品数が多いほど膨大な手間と正確性が求められます。
 商品数が万単位となった場合は、重複画像を大量にアップロードする必要がでるため、アップロード時間が無視できません。
 しかも、ヤフーでは25Mバイトごとに圧縮してアップロードしなければならないため、その労力は計り知れないものになります。

 【正直な話】
 画像登録のエラーは、一つ一つ確認するのに時間がかかり、EC担当者様にとって非常にストレスの大きい作業です。
 貴店の大切な商品を魅力的に見せるための画像が、登録ミスで表示されない、商品説明文が崩れてしまうといった事態は避けたいですよね。

 そこで、弊社のショップ間データ移行サービスや商品登録代行が、貴店のYahoo!ショッピングでの画像登録を含むEC運営を強力にサポートします。

●Yahoo!ショッピングの画像登録ルールに完璧対応!
 私達トリニティーの技術担当者は、Yahoo!ショッピングの画像登録に関する最新の仕様とルールを熟知しています。
 貴店からお預かりした画像データ(どんな形式でもOK!)を、Yahoo!ショッピングのサムネイルや商品説明文で最適に表示されるよう、ファイル名の変換、URLの正確な生成とCSVへの紐付けまで、全て代行いたします。

●重複画像の削減と効率的な画像管理
 貴店の商品特性に合わせて、商品コード紐付けと追加画像エリアのURL指定の最適なバランスを判断し、より良い画像登録方法を採用します。
 これにより、貴店の画像管理をより効率的に、そしてコストを抑えながら行うことが可能です。

●複雑な画像関連エラーも丸ごとお任せ
 画像登録に関するエラーは、CSVのエラーと同様、原因特定に専門知識が必要です。
 弊社スタッフが、貴店に代わってエラーの原因を特定し、速やかに修正を代行いたします。
 貴店は画像のエラーに悩まされることなく、スムーズに商品登録やデータ移行を進めることが可能です。

 Yahoo!ショッピングでのEC運営をより効率的に、そして確実に売上アップに繋げたいストア様は、ぜひ弊社のショップ間データ移行サービス、商品登録代行をご検討ください。
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 貴店がYahoo!ショッピングでさらに輝くために、トリニティーが全力でサポートさせていただきます。
 まずはお気軽に、弊社のサービス詳細ページをご覧ください。

トリニティー 広報・技術担当 加藤 詩織